Azarashi Tech Blog

日常における日常的なことやテクノロジー的なこと

MFT2018向けダーツスキル解析(2)

前回(数時間前)までのあらすじ

  • ダーツスキル解析のために、どういうデータをどのように撮っているかについて説明。
  • データをプロットしてみて、正規化が必要と確認。
  • データの正規化を施して、データの特徴が見やすくなったことを確認
    • 初投稿時からちょこちょこ追記
  • ラーメン食べてきました。

今回

  • Deep Neural Networkへの入力にするため、各データの二次元の時空間マップに変換します。

時空間マップ

  • その名の通り、1つの軸が時間で、もうひとつの軸が空間的なデータになっているもの。
    • 空間といっても、今回は指の曲げ度合、指圧、関節の位置など、ばらばらですが・・・。
  • 前回までの進捗で、各データがすべて0〜1ないしは-1~1に揃えたので、すでにマップにしやすい状態になっています。
  • 曲げ度合と指圧で1つのマップ、関節の位置で1つのマップという風にして、2つのマップを作りました。
    • そしてseabornを使って綺麗に描画します。

元データ

  • 前回の投稿で扱ったデータと同じく、以下の動画の水準

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指データの時空間マップ

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関節データの時空間マップ

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Deep Neural Networkにどう入力したいか

  • イメージとしては、指と体の動きのデータから、ダーツスコアを推定する問題となる。 -いわゆるマルチモーダルっぽい雰囲気のネットワーク。
  • まず指の動き・圧力だけからスコアを推定するDNN①を訓練する
  • 次に体の関節位置だけからスコアを推定するDNN②を訓練する。
  • DNN①と②を統合するDNN③を作る。

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次のステップ

  • DNNモデル設計して、データ突っ込んで訓練して結果を見る。

備考

  • 説明がどんどん雑になっていきます。すみません。
  • 時間がないので焦ってます。